八幡平山系直轄火山砂防事業 岩手・秋田両県に広がる八幡平山系は、鳥海・那須火山帯に属し、岩手山、八幡平、秋田駒ケ岳、秋田焼山の4活火山が存在し、盛岡市までおよぶ広大な火山地を形成しており、火山地帯特有の地質などに起因する崩壊地が多く、荒廃も進み流出土砂量も増大しています。そのため、火山活動、集中豪雨による火山災害・土砂災害を防ぐため、平成2年度から八幡平山系直轄火山砂防事業に着手しました。
ナリヤ沢砂防えん堤について 岩手山の噴火に伴い発生する降灰と降雨による土石流から、重要交通網の東北縦貫自動車道及び人家55戸などを守る事により、民生の安定を確保することを目的としています。